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東京・大阪で光免疫療法を

提供しているクリニック

がん治療法「光免疫療法」
を提供するクリニック

TGC東京がんクリニック

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TGC東京がんクリニックは、開院して6年以上が経過し、多くの患者様の状態に応じた最適な光免疫療法を提供してくれます。

東日本・関東圏でがんにお悩みの方は相談してみましょう。

OGC大阪がんクリニック

OGC大阪がんクリニックは、医療法人設立から6年が経過し、これまで多くの患者様に応じた最適な光免疫療法を提供しています。

そのため、がんのステージや部位に影響を受け難いがん治療を安心して受けて頂くことが可能です。

西日本・関西圏でがんにお悩みの方は相談してみましょう。

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光免疫療法の解説

光免疫療法は、がん細胞に特異的に結合する薬剤と近赤外光を活用し、選択的にがん細胞を破壊する治療法です。

日本では2020年に頭頸部がん(局所再発)に対する保険適用が承認され(薬剤:セツキシマブサロタロカンナトリウム、楽天メディカル社「アキャリス」)、自由診療では、頭頸部がん以外の多様な癌症(例:膵臓がん、大腸がん、食道がん、膠芽腫)に適用を拡大しています。

この治療は、がん細胞の破壊に加え、免疫系の活性化を誘導することで、全身の微小転移に対する効果も期待される点で注目されています(Cancer Immunology Research, 2022)。

治療の仕組みは以下の通りです。まず、がん細胞表面の特定抗原(例:EGFR、HER2)に結合する抗体に光感受性物質を結合させた複合体を静脈投与します。

この薬剤は、がん細胞に選択的に集積し、正常細胞への影響を最小限に抑えます。

次に、近赤外光(波長690nm)を腫瘍部位に照射します。

光は内視鏡、表面照射、または体内ファイバーを用いて正確に届けられ、薬剤を活性化して活性酸素を生成します。

これにより、がん細胞膜が破壊され、壊死が誘導されます。

さらに、壊死したがん細胞は腫瘍関連抗原を放出し、樹状細胞やT細胞を活性化することで、全身の免疫応答を強化します。この「局所破壊+免疫活性化」の二重効果が、光免疫療法の特徴です(Science, 2019)。

自由診療では、頭頸部がん以外の部位や標準治療後の進行がんにも柔軟に対応可能で、患者の状態に応じた個別化治療を提供します。

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また、以下の利点により、がん治療の新たな選択肢として評価されています。

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  1. 高い選択性と低侵襲性
    光免疫療法は、がん細胞に特異的に結合する抗体を使用するため、正常細胞へのダメージが最小限に抑えられます。これにより、化学療法の骨髄抑制(白血球減少、貧血)や放射線療法の組織障害(皮膚炎、腸炎)に比べ、副作用が軽度です。主な副作用は軽度の皮膚光過敏症や照射部位の発赤・腫脹で、通常数日で回復します。また、光照射は内視鏡やファイバーを用いた低侵襲な手法で、外来治療が可能なため、入院の負担がなく、患者の生活の質(QOL)を維持できます。

  2. 標準治療との併用による相乗効果
    TGCでは、光免疫療法を化学療法(例:FOLFIRINOX、ゲムシタビン)、分子標的薬(例:セツキシマブ、オラパニブ)、免疫チェックポイント阻害剤(例:ペンブロリズマブ)と併用し、相乗効果を目指します。たとえば、化学療法で腫瘍縮小が不十分な場合、光免疫療法で局所制御を強化し、免疫療法で全身効果を高める戦略を採用します。TGCの個別化プロトコルは、遺伝子パネル検査(例:FoundationOne)やCTC(循環腫瘍細胞)検査を活用し、患者のがん特性に応じた最適な併用療法を設計します。

  3. 転移性・進行がんへの適用
    標準治療が効果不十分な転移性がん(例:膵臓がんの肝転移、大腸がんの腹膜播種)や「手遅れ」と診断された症例に、光免疫療法は有効な選択肢です。TGCでは、進行がん患者に対し、光免疫療法をベースに複合治療を提供し、腫瘍縮小や症状緩和を実現しています。たとえば、膵臓がんの腹膜播種で腹水が問題となる症例では、光免疫療法で局所制御を行い、併用化学療法で全身管理を行うことでQOLを改善します。

  4. 免疫活性化による全身効果
    光免疫療法は、局所のがん細胞を破壊するだけでなく、免疫系を活性化し、遠隔転移や微小転移に対する効果を誘導します。壊死したがん細胞が放出する抗原は、樹状細胞を介してT細胞を活性化し、全身の免疫監視を強化します。この効果は、転移再発リスクの低減や長期寛解の可能性を高めます。

  5. 先進的診断との統合
    PET-CT、MRI、CTC検査、遺伝子パネル検査を活用し、がんの特性(遺伝子変異、転移パターン)を詳細に評価します。これにより、光免疫療法の適応を高精度に判断し、薬剤選択(例:EGFR標的、HER2標的)や照射計画を最適化します。CTC検査は、治療効果のモニタリングや再発の早期発見にも役立ち、動的治療調整を可能にします。

  6. 患者中心の柔軟な対応
    自由診療の利点として、患者の希望や状態に応じた柔軟な治療を提供します。たとえば、抗がん剤の副作用が懸念される患者には、光免疫療法を中心とした低毒性治療を優先し、QOLを重視します。また、「余命宣告を受けた」「手術不能」と言われた進行がん患者に対し、光免疫療法を活用した希望ある治療を提案し、家族との時間を延長するサポートを行っています。

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